理事長所信

理事長所信

初めに

この度、福生青年会議所第48代理事長を預からせていただきます浜畑太輔と申します。理事長という重要な職務を私にお任せいただきましたこと、心より感謝申し上げます。皆様のご期待に応えられるよう、誠心誠意努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 今年度の福生青年会議所のテーマは、「思いやり」をスローガンに掲げ、青年会議所を理解すること、地域との繋がり、LOMの魅力作り、会員拡大の4つの軸をテーマとして活動し、福生青年会議所として地域社会に貢献していきます。

 青年会議所を理解するとは、私たちが所属する組織の理念や価値観を深く理解し、それを実践することを意味します。地域との繋がりを大切にし地域の課題に取り組むことで、地域社会の発展に貢献します。LOMの魅力作りとは、私たちの活動や事業を通じて会員や地域住民に魅力を感じてもらうことと、福生青年会議所としての魅力を作ることを目的とします。そして、会員拡大を通じてより多くの若い世代が参加し、共に地域社会に貢献する仲間を増やしていきます。

 「思いやり」を持って行動することで、私たちの活動がより多くの人々に届き、地域の未来を明るくする力となると信じています。関係諸団体の皆さんと共に力を合わせ、地域の未来を明るくしていくために精一杯努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

JCを理解する

私は今まで委員長の経験しかありませんでしたが、理事長に就任することで心の持ちようや、青年会議所に対する気持ちに新たな向き合い方を見つけることができました。それは、理事長として強い気持ちと青年会議所への信念が不可欠であり、組織をリードするためにはこれらが欠かせないことに気付きました。青年会議所には経営者やリーダーが多く入会しており、自身の仕事に無我夢中になることが当たり前のようにできる方々が多いと思いますが、地域貢献やボランティア活動においても同じような気持ちになれる方法があるはずです。

 新たな会員が青年会議所を理解する必要性や、どうすれば無我夢中にさせることができるかについて考えると、青年会議所の活動の基本である「奉仕・修練・友情」が重要だと感じます。例会を通じた奉仕活動では、議案書の作成や厳しい意見交換を通じて修練を積むことが求められます。そして、仲間との協力や助け合いを通じて友情が育まれます。この友情の力が人を思いやる心を育み、自身の仕事以外にも大切な活動として捉えることができるでしょう。このような行動を通じて、メンバーが思いやりの気持ちを持ち、困難を乗り越えることができるようにサポートし、見守ることが理事長としての役割だと考えています。

 メンバーが無我夢中になり、社会に良い変化をもたらす一員となることで、明るい豊かな社会を実現できると信じています。福生青年会議所の理事長として、この理念を実現するために全力で取り組んでいきたいと思います。

地域とのつながり

 福生青年会議所の活動地域は福生市、羽村市、瑞穂町の2市1町を含んでいます。われわれ福生青年会議所は地域社会への貢献を最優先し、発展と活性化に尽力することを使命としています。私たちは地域の課題やニーズに即した企画を展開し、住民との連携を深めながら社会に貢献し、福生青年会議所の認知度を高めることを目指しています。

 福生青年会議所は歴史ある福生七夕まつりへの参画やわんぱく相撲など、地域との緊密な関わりを持ってきました。これらの活動を通じて、地域の活性化や福生青年会議所の認知度向上に努めてきました。

 その他にも、コロナ禍で発表の場を奪われてしまった子ども達や、地域団体の発表の場を作り出すという試みから誕生したStreet Beat Jungleは、福生青年会議所の卒業メンバーで構成された実行委員会を軸に、現役メンバーと連携をとりながら開催されています。このように青年会議所から地域貢献の事業が生み出され確立していくということは、この先の一つの例会、議案書、日々の活動に大きな意味と価値を見出し、福生青年会議所にとって大変有益な素晴らしい活動になると信じています。

 青年会議所は地域との連携を大切にし、課題解決や活性化に貢献することを使命としています。これからも地域との協力を深め、さまざまな企画を通じて社会に貢献していきます。福生青年会議所と地域の絆をより強固にし、共に成長していくことを誓います。

LOMの魅力

 昨年度は9名のメンバーが卒業し、今年度は経験が浅いメンバーでの組織構成が必要とされています。青年会議所はメンバーが自己成長やリーダーシップの向上を目指す場であり、その役割を果たすためにはメンバー同士の絆を深め思いやりの気持ちを持ち共に成長し合うことが重要です。

 私たちはメンバー全員が青年会議所の運動を理解するきっかけを作り、さまざまな研修や交流事業を企画・実施していきます。一人一人が福生青年会議所の魅力を理解し発信することで、より良い社会貢献活動が実現できると信じています。

 青年会議所は未来を担う若者たちが力を合わせて社会に貢献する場であり、私たちはその使命を全うするため、努力と情熱を持って取り組んでいきます。皆さんと共に、より良い未来を築いていくために一丸となって頑張っていく気持ちであります。

会員拡大

 青年会議所の現在の状況をしっかりと把握し、会員数の減少に真剣に向き合う必要があります。ただ単に新メンバーを増やすだけではなく魅力ある組織であることを目指し、入会する意味がありそこにメリットがあることを意識していくことが重要です。

 私自身も飲食店を経営しており、なぜ数あるお店の中から選んでいただけるのかを大切にしています。同様に青年会議所の魅力を理解し、地域とのつながりを大事にすることが、会員数を増やすための重要な要素だと考えます。

 手当たり次第に会員を増やすのではなく、本当の意味で会員拡大につながる魅力を発信し組織を強化していくことが必要です。福生青年会議所の理事長として、この一年間を通じて組織の本質に目を向け、メンバーが自ら魅力を発信できる環境を作り上げていくことに全力で取り組みます。

結びに

 福生青年会議所が設立してからの歴史の中で、あと2年で半世紀となる50周年という重要な節目を迎えます。この特別な年を前に私たちは後輩たちへの応援を一層強化し、彼らが未来を担うリーダーとして成長できる環境を整えることが求められています。私たちは新たな展開を迎えるための準備を進めてまいります。後輩たちが自信を持って活動し成長できるよう、支援の手を差し伸べることが私たちの使命です。

 理事長として、私には実現したい夢や目標があります。それは、後輩たちが自らの可能性を信じ、挑戦し続ける姿を見守ることです。この思いを胸に、私はこの理事長所信を綴り、全メンバーと共に歩んでいく決意を表明します。

 今後も福生青年会議所の一員として、地域社会やメンバーの成長に貢献し、未来を切り拓いていく使命を全うしていきます。皆さんと共に力を合わせて、より良い社会を築いていくために、精一杯邁進して参ります。皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

202年度基本方針
  • 青年会議所の理解を深め個々のスキルアップにつながる事業の開催
  • わんぱく相撲西多摩場所の実施
  • LOMの魅力を強くし、組織に所属するメリットを感じる事業の開催
  • 会員拡大をしたくなる組織づくり
  • 青少年育成を目的とした事業の開催
2025年度スローガン

『思いやり』

過去の理事長所信


2022年度
2024年度